えへへへへ


by under-heart
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<   2007年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

○自給
 860円
○業務内容
 昼寝。
 一時間半に一度5分程度の巡回。

そんなアルバイト紹介されたら二つ返事で希望しましたよ、学生のあたしは。
ゲームセンター内の店員として、お客に呼ばれた時のみ出動、後は人目に付かないカウンターで待機。勤務人数一人。
当時、演劇の台本や製作やら様々で忙しかったあたしはゲームセンターで既にアルバイトをしている友人(呼称・ジャイトニオ・イノバ)に紹介され、喜び勇んで面接を受け、採用してもらった。

「別に仕事なんか特にねーよ、座ってればいーんじゃん?」

嬉しすぎるほどに楽で条件の良いアルバイトであり、タバコの煙と騒音に我慢すれば自由そのものであるので、イノバとの二日の研修も終わり、一人で勤務を任されたあたしは必死にシナリオ作りにとりかかり、仕事の「し」の字も気にしなかった。

一週間が経つ頃、

怒られた。

「マスター」に。

(ここで「マスター」と言うのは「マスター・ヨーダ」的なものではなく「喫茶店」的なモノと理解していただきたい)

言い遅れたが、このゲーセンの勤務人数は三人で、あたし、イノバ、マスターで回している。ほぼフリーターであるマスターは午前中からの早番を、学生のあたしとイノバが午後の遅番を順々にと言った形で。
たまたまみんな同年代で、マスターはここのゲーセンオープン当時からいる古参であり、イノバはあたしが入る一年前くらいからアルバイトをしている。

ところで、怒られたあたしは意味がわからず、イノバに研修受けた通りの業務内容を以って反撃をしてみたが、少し考えると、

「おい!コラ!別に仕事しなくていいんだろ!!このバイトはよ!!あ?」

何言ってるんだ俺は?
給料貰っている上でこんな理論を盾に戦えるわけが無い。

そういえば誰がUFOキャッチャーの景品を入れ替えているんだろう?
灰皿を交換しているのだろう?
掃除をしているのだろう?
研修であたしに仕事を教えなかったイノバの野郎があたしの分まで綺麗に仕事をこなしているのだろうか?
いや、ありえない。
顔を上げマスターの怒り顔を見つめながら「なるほどね」と納得。
聞けばイノバ自体が大変なサボり癖があり、ほとんど仕事をこなさないらしい。
怒っても聞かないし、効かないのでマスターもほとほと困り果てているのだとか。
つまり、イノバが研修とサボったと考えるとツジツマが合う。

と、まあ、こんな調子で知り合いになったマスターとはそれ以来週3~4で顔を合わせる事になった。バイトの引継ぎ時に顔が合う訳だが、あたしがゲーセンに到着すると、このマスター、真冬以外は決まって半そでTシャツと野太いズボンを格闘家のような身体の上に乗せ、腕を組んで立っている。
引継ぎが終わり、帰るときになるとまた決まって、野太いズボンの足を広げ、ズボンの位置と金玉の位置を正し(機嫌がいいと、迷惑な事に「ほれ、この、玉の裏の一番汗をかく部分の・・」などと言い、パンツの中に手を入れた手をなすりつけようとするイタズラを催す)、上着を羽織り、サングラスを掛け、コンビニの80円パックのお茶に刺されたストローを勢い良く吸い上げ、最後の一口を飲み、右手を上げて出てゆく。

そしてあたしの記憶によれば、マスターは週3~4日で何かに怒っていた。

ギターにお熱を上げているこのマスターは所属していたバンドが解散となり(あたしはその解散ライブの様なものに行ってみると、「MATSUI・55」と書かれたヤンキーズのTシャツを着て、こてこてのハードロックを弾いていた)、携帯のサイトで新規メンバーを探し、愛するハードロックバンドの結成を企み、行動をしていたのだが、まず、釣れた魚は、

「マジカル・ビスケッツ」

というヴィジュアル系バンドのベース担当から。
ギターだけがいないという願ったりの状況なので、せっかくだから話だけでも、と会いに行ったマスターは次の日、
「三人とも足を組んで髪の毛を掻き揚げやがった」
と、格闘家の様な短髪漢は怒っていた。

「こんにちは。石田ですけど、バンド組みたいと思っています。よろしくお願いいたします」

と、いう意味不明のメールが一度送られて来た以来音信普通になってしまった「石田さん」にも怒っていたし、「今日、これから新しいバンド候補と会って来るんだよ」と言い帰った次の日は、

「そのボーカルのヤツの体型がボーリングのピンみてーなんだよ!しかも、禿げててよ!んで、ドラムの人が40歳くらいの社会人だから練習来れないとかぬかして、ベースのヤツなんか、オメェ、中国人だぜ?!「来年の三月に国に帰ります」って、4ヵ月後にいねぇんかい!!」

中には感触の良いメール内容もあって、「ハードロックを中心に曲を作っています。」そんなバンドがギターの抜けた穴を探していたので、マスターはウハウハでメールを返したのだが、加入内容に、

「髪、長いですか?」

「ウェーブかけろっちゅうんかい!こらぁ!!」
また怒っていた。

そして忘れた頃に、再びマジカルビスケッツから、今度はドラム担当から知らぬ顔でオファーを受け、ブチ切。

飲みに行った時も、
「関西のお笑いをなぁ!」と、東京の若者について怒り終えると、
「こないだ、この店でオタク連中が、美容師についてのコメントでよぉ!」
「友達に連れて行かれたライブイベントっつうのが、宗教の集会でよぉ!!」
「生まれてこの方アイスクリームしか食えねえし食った事がねえっつう、電波の女がいてだなぁ!でも可愛いんだ!もったいねぇ!」
と怒りシフト変幻自在に変えて怒っていた。
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by under-heart | 2007-03-23 18:05 | by the wey

高校生になりたいな

三月九日の新聞に、

「県立高校入試試験問題」

初日の国語、数学、社会が、載っていたので、昼休みに鼻毛なぞ抜きつつ解いてみると、
国語 約90点
数学 約90点
社会 約65~75点

※「約」の意味は記述問題配点の不確か性。故に社会の点数はあやふや。

国語も数学も不明な点は一つも無かったけれども、ドワスレで「大統領にシュウニンする」の漢字を間違えたり(就職活動に縁が無かった事実が原因かと思われる)、「18a+15b/33」を約分しなかったり、完璧に100点を取るというのは、プロ野球の優勝チームがそのシーズン全勝をあげられないように、なかなか難しい。

社会に於いては、覚える教科であるので「承久の乱の時代の土地の管理?え?」と、戸惑わされる事ありの不正解が出れば、記述の問題が多い為、ひねくれた考えのあたしはなかなか的を得た答えにたどり着かない。
例えば、
「最近は大企業がインドに進出している理由はなぜか?」
との問いに、
「人件費が安いから」
と、答案用紙に記述すれば、
答えは、
「豊富な労働力が確保できるから」
と、書いてある。

言っている事や理解している事は同じなのだが、どうもあたしの答案はセコイ。

「明治維新の頃、なぜ横浜が栄えたのか?」
そのような問いの答えは、
「貿易の中心地」
てな按配だが、あたしの答案には、
「幕府の弱体化に付け込んだペリーのおかげ」
そんな事が書いてある。
出題者の意図する「教科書通りの立派な答え」をたたき出すのもまた一苦労だ。

ともあれ母校の合格ボーダーラインは65~70%なので、理科と英語は手をつけてはいないが、なんとかまだ入学できそうだ。

しかし、
問い
(違憲立法意審査権の例だったか?)人口の多いA、人口の少ないB、二つの選挙区での投票における一票の価値の平等、不平等を問う裁判が過去に起きた。それはなぜ起きたか?
(そんなような問い。新聞を捨ててしまったので詳しくは省く)
答えは
「法の下の平等に背くから」
だったが、あたしは疲れていたのか、なぜか、

「力の在る立候補者が当選する為に、わざわざ人口の少ない都市へ出向き立候補し、有権者へ買収行為を行えば、経済的に当選する事ができてしまう不祥事問題が起きるから」

など、困った答案になっており、もしあたしが採点者ならきっとこんなやろうは入学させまい。
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by under-heart | 2007-03-15 12:05 | by the wey

ももたろう

吸い寄せられる様に手に取った雑誌、
中身を覗き「なぜ、エッチな本が、居間に落ちているの?僕と母さんと妹の住むこの家に?」
むんむんむんむん・・・・。

「ハッ」と我に返り表紙を確かめてみると、なるほど、pjと書かれたピーチジョンが発行している下着情報提供雑誌な訳だ。
むんむんし損だ。
と、言う訳ではなく、再び中身を覗き冷静な視点でムンムンと観察を始めると、いやはやこの刺激は男子中学生なら軽く沸点に達する熱源を持っている。
言わずもがなほぼ全編にわたり下着のオネイサン、なぜ「オネイサン」がカタカナ表記かと言えば、彼女達はハーフ、もしくは生粋の舶来の方の別嬪さんであり、その絵の様なスタイルの美女が布着れ一枚、たった布切れ一枚で様々なアングルからシューティング(写真だが)されている。

いえいえ、そうでしょう、はいはい、言いたいことは分かります。
確かに「下着」の情報提供するためのモデルとしての媒体でしかない彼女らに色気や悩殺はありえない、と言うのでしょう?
その開けた公開下着、カタログに対して男性根性を噴出させるあたしが変態で異常でけだものでゲス野郎で女の敵とでもいうのでしょう?

確かにあたしは変態でけだものでうじ虫でチンカスでインポテンツでヌケサクでうんこたれぞうで世の中のゴミかもしれません。
しかしですね、ではいったいなぜ下着情報雑誌が発行されているのかという事を考えてみたいのですよ。
もちろん世のマドンナ方の恥部へ華麗さと優美さを添える、一つの「幸せの提案」として(この表現、我ながら秀逸である)、発行されているのでありんすが、下着そのものの定義を考えるに、それはマドンナ方の満足度としてのデザイン上の上質感(たとえば可愛いだとか、胸が大きく見えるだとか)は大事であろうが、根底の、女の本能として、「下着はいったい誰にみせるか?」が見落としてはいけない重要な真実なのです。

「女同士の見栄よ!」などとここへきても性への抵抗を徹底する富裕層には小学校へ戻って、保健体育の授業でも受けてもらうとして、ええ?はっつぁんよ、一人で眺めるかいよ?ええ?下着をよう?おらぁ自慢じゃあねえが、てめぇのふんどし一人で眺めて嬉しかった事は生まれてこの方一度もねえよ?それがなによ?え?女の連中ってえなぁ、てめえの下着をてめえだけで見て喜ぶってぇのかい?へえ?たいしたもんだよお!ケッ!
つまり、「下着」は男性の視線を意識して作られているとい真実をしっかりと疑い、今一度、下着雑誌を見てみましょう。

例えば日常の服装だとしても、少しでも色狂いが始まった中学生くらいの女子なら、坊主であろうが同級生の男子の視線を意識し、手探りで「ファッション雑誌」を眺め、写る可愛いモデルを見よう見まねで着飾り、それを基準として自分を投影し、「かわいいかも?」と初々しく芳香し始めるのである。

化粧をするシステムだって同じ事で、自らを美しく、それは求愛行動の一つです。

下着だとしても同じ原理で女性心理は動くはずだ。
彼氏がいない女の子がですよ、自分の為だけの、プライベートな為に「今度、女友達だけで旅行にいくから」という事情が付いて回わり、いやらしくない、女の子女の子した、親の前で堂々と洗濯物としてマイハウスの一角に吊るされようと全く後ろめたくない下着を選ぼうとしても、購入時には必ず「これなら、いざという時も恥ずかしくないかな?」と、一瞬脳裏を過ぎるはずである。願わくばそうあって欲しい。

そのような心理が隠れているのをもちろん下着会社はしっているはずだから、提供する下着には見えざる様にその色香を含まねば成らない。どんな下着も男性の根性(『根っこ』の『情け』という意味で)に働きかける黄金率が隠されているのです。

そんな雑誌を見て黙っている方が身体に毒ってもんです。

下着の中には、保温性に優れ、あのトキに備えたガッチリガードなゴールキーパーの様な下着もありましょうが、その反面、出場すればハットトリック必須のスパーフォワードのような下着もあれば、「そんなプレイ反則だぜー」というファンタジスタもいます。

なにがなんだかわからなくなってきましたが、とにかく最近の下着情報誌は質がよいですよ、良い子の皆さん。
資本主義は18禁の目を盗んで、良質なエロ本を世に送り出しています。
昔はエロ本なんて滅多にお目にかかれませんでしたが、最近はコンビにの乱立でそこいらじゅうにエロ本が、二十四時間眺められます。そんな環境の中で育つ子供達よ、エロ本はペアレンツガイダンスが必要なんだぜ、先輩というペアレンツからの、お古で見るもんだぜ。教わるもんだんだぜ、教育なんだな。一人で勝手に勉強すると間違っちまうぜ、子供達よ。ま、サッカーでもしようぜ。
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by under-heart | 2007-03-08 23:34 | by the wey

so・ko・ni・・・・tacchi!

岩手県で「みっ君」と言えば小笠原、「満ち足りない男」と書いて満男だが、と、言うか、そのプロフィール写真は驚異の撫で肩で恐れ入る。そんな矢印選手、小笠原満男の事はさておき、我が県で「みっ君」といえば「あだち充」である。

タッチて有名、どの作品も同じ顔の主人公でおなじみの青春漫画描き、と言われると「ああ、あの漫画家ね」みたいな反応が妥当に見当がつきそうな男である。

その漫画家の「H2(えいちつう)」という漫画を先日、と言ってもしばらく前に友人の美容室で読んだ。もちろん髪を切る間に全てを読みきれないので、テイクアウトし、自宅でぼちぼち読み終えたのだが、なんというか後味の悪さだけが残った。

漫画太郎先生の様にコピーを多様し、上手い間の取り方の心情描写演出は職人技だし、青春を描く技術はなかなかのものなんじゃあないかと思われるのだが、漫画の中に出しゃばる程に作者を登場させ自虐的な笑いを取り、読者との親近感を計る姿勢は見苦く、そしてその親近感を使い軽く笑いとばしながら漫画の設定や伏線を軽く変える。

難しい話なんか一切してないんだから、プロとしてプロットを十分練り、緊張感を持って原稿に向かって欲しい。そこに苦しみ、良い作品を送り出す漫画家や小説家、その他もろもろはたくさんいるのだから。あと、股関節描写がやたらに多い、その間に読者に作者か気さくに話しかけるのは止めて欲しい。「で、これは、純情青春、熱血高校野球漫画、のはず」作者が言うことではない。

作品が違えど、出てくる女の子の顔や男の顔、性格が全て一緒ってのも力量を問われるところだが、それはそれとして、一貫してテーマを「青春」に絞り、その職人として事を描けるのならそれはきっと良い作品なのだから、もっと真剣に読者と向かい合い、逃げ場を作らず、魅せて下さいよ、と、怒りを感じながらもご贔屓にしたいと思う複雑な後味の悪さ。

小学生の頃、夏休み、ラジオ体操が終わり、退屈になる午前の時間にテレビ放送されるタッチ。
話の数が多い為夏休みが終わる頃にも話は終わらない。
いつも弟が亡くなる辺りで新学期。
気になるその後。

後味の悪い作家である。
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by under-heart | 2007-03-06 23:45 | by the wey