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by under-heart
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2006年 09月 07日 ( 2 )

ロマンティックタイム

先日、ご無沙汰にしていた友人よりお酒の誘いがありもうしたが、
残念な事に都合悪くお断りさせて頂く事となりました。
普段は掃除ばかりしている愚鈍なあたくしにもご丁寧な暖かいお声をかけて頂いて、まっことに嬉しい限りに思います。

しかし、このお酒というのがやっかいなモノで、時に人を惑わす魔法になる。
あたしは過去に居酒屋さんでアルバイトをしていた事があり、十人十色の酔い方を見てきました。
「笑い上戸」は可愛い方で、「説教好き」から「喧嘩好き」、「泣き酒」なんかほんとにいるもんだと、感心したもんです。

あたしもお酒は嫌いじゃない方なのでよく飲む、調子がいいと一升瓶一本くらい飲めるほうで。
ただ、なんですね、どういうことやら度を過ぎて杯を空けますと、次の日に記憶が怪しいのです。
昨日のドリンキング中、トップスピードを保ったまま、頭の中で綺麗に次のランナーにバトンタッチが行われたかの様にプッツリ無くなってしまっている。
しかもこの夜のランナー、性格態度は聞くに楽しいが、思うに苦しい。

・隣人がトイレに行ったのを確認し、隣人の携帯電話から目を瞑り選んだ番号に電話を繋ぎ、本人のつもりでLOVEを告白したはずが、よくよく話せばそれは自分の携帯電話だったりする。
・某I頭公園にて、深夜の風紀更正の御旗の元、ロケット花火と煙玉をベンチに寄り添う男女の後方から発射&逃走を繰り返し、勢い余って池に逃走経路を拡大する。
・明昼、寝起きと共に一万五千円の豪華寿司三人前の出前が届く。
など。

典型的にお酒の魔法に飲まれるタイプ。
昼は掃除女中、夜はお姫様のシンデレラ、いわゆる「ロマンティックタイプ」なのでしょう。

特に最近は飲む機会が少ない事もあり、次あたりの飲酒会ではバトンタッチの危険性がひしひしと感じられますので、今回の不参加はお互いの為によかったのかもしれないなぁ。
と慰め、次の舞踏会の為にガラスの靴を磨く事にしています。
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by under-heart | 2006-09-07 20:37 | by the wey

フィッシュマンズ追記

「ばか」という言葉は良く口にするが、
「好き」「尊敬する」など人を褒めたり好意を示す言葉は、「ばか」その一単語の十分の一も口にした事がないんじゃないかと思われる。
性根が悪いらしい。

自分の好きな事に対する言葉は表現に難儀だ。
フィッシュマンズの映画THE LONG SEAZON REVUE
「佐藤伸治のいないフィッシュマンズはあたしにとってフィッシュマンズじゃない」
との個人的意図を示したかったのだが、うまく言えない。

ジョンレノンがいないビートルズはビートルズか?
シドがいないピストルズはピストルズか?
ブライアンジョーンズがいないストーンズはストーンズか?
それらとも違う。
個人的理由がどうもうまく説明できない。


「いい音楽は鳴らなくちゃいけない」
とキンちゃんは言った。
だからこのライブを企画したのだと。
フィッシュマンズの音楽はずっと鳴ればいい。
だからこの映画でフィッシュマンズが、日本のいい音楽知られるのはいいことだ。
ASA-changとキンちゃんのセッションは素晴らしかった。
様々なアーティストが紡ぎ出すフィッシュマンズの表現は見事だったし、その音楽を映画館で聴くのは楽しかった。
でも、あたしの涙はその為に出たんじゃない。

ではもともとあたしは何を求めて映画館に足を運んだのか?
佐藤伸治はもういない事はわかりきっているのに。
映画ではフィッシュマンズの音にヴォーカルが違うだけのライブ。
カバーというよりコピーに近く、もっとアーティストそれぞれにアレンジされていればよかったのか?
それも違う。

なら生前のサトさんの姿やライブ映像を追う、追悼さよならノスタルジー映像を求め、感傷に浸るために行ったのか?
もう七年も経っていることなのに。
いまさら、そんなこと。
でもきっとそんな気がする。
女々しい野郎だぜとつくづく思う。

あたしは佐藤伸治に会ったことがない。
生の音をきいた事がない。
そしてもう二度とそんな機会はない。
あたしのフィッシュマンズはそこからスタートした。
だから想像する。
きっとこんな人だったんだろう。
そんな影を求めて映画館に入ったんだろう。
どこかにサトくんかいるかもしれない。

気持ち悪りぃ野郎だぜとつくづく思う。

当然、サトさんはいなかった。
これが一つの区切りかもしれない。
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by under-heart | 2006-09-07 19:39 | at a loss