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by under-heart
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26th さよなら夏

「いいなぁ、木、木っていいなあ」

忙殺される日々の間を縫って、駄犬の散歩をしてみるとそんな事を思いました。
なんだか今年の夏は暑さのせいか、草花がみずみずしく成長しているように感じられます。

全体的に脂ギッシュにテカテカしていて、猛者猛者(モサモサ)といった感じで生い茂っており、生命力がフェスティバルしております。

普段、人工のモノに囲まれて生活していると、こういう雑草のでしゃばりな生命力やめんどくさいくらいの感じの季節感、虫の声の押し付けがましい主張が素晴らしく美しく見えます。

こういう美しさというものは東京にはありませんでした。
東京にある美しさには必ず、「悲しさ」や「見栄」や「必死さ」といった人間の香りがするのです。

話をもどして、コレが「夏」なんだなと、表現する側はこういう感性を持たねばいかんなあとおもう次第で、料理としては、夏だから鮎出しとけばいいだろうとか、夏だから浴衣描いときゃいいだろう、だから貝殻つけときゃいいだろうとかじゃねえのですね。

今年の夏っつうのはうるさいもんなんだから、そういう視点を持たなければいかんし、外にでて感じなければいかんのですね。毎年毎年、夏は違うのだから。


今日は疲労回復の目的で「お湯屋」に行き、たっぷりと風呂を浴びて、サウナでじっとりと耐え、人生の垢を落として来たのですが、開始20分で疲れ果て、エクトプラズムが口からはみ出てきたので、勝手にどこかに行かれてはこまるから再度エクトプラズムをロッカーの中に仕舞って、意識を断ち切り、ただ、疲労を回復する為に専念したが為に、腕時計を、大事に大事にしていた腕時計を、いつもは肌身離さなかった腕憧憬をなくしてしまいました。

こういうのはうっかりとした、「ミス」です。人生の中の「ミス」です。

その帰り、車を走らせていると、約一年前に不注意トラックに突っ込まれたタバコ屋さんの前を通りかかりました。

既に綺麗に修復されたその店は、事故の時間は深夜だったので、お店には誰もいなく、人身的な事故ではなかったので、そこは不幸中の幸いです。

しかし、そのトラック運転手の人生の道はバッキリと折れてしまったでしょう。

それも「ミス」です。

夕飯を食べながらテレビを見ているとプールで盗撮を見つかって謝っている40代独身男性。
「ミス」です。大きな「ミス」、一瞬ではなく、ずーっと、長い間「ミス」を続けて生きてきたのでしょう。

人間だから「ミス」をします。
でも、取り返しのつかない「ミス」は嫌です。

そういうのを「不幸」というのでしょうか?
真面目に正しく、神様を信じていれば、不幸にはならないのでしょうか?

降りかかる落とし穴にはまらない為にはどうしたらいいのかと、考えてしまいました。
なんだか暗ーくなってきたので嫌ですね。

時計をなくした事で、無理をせず、人生を舐めてはいけないなあと、なんだか誰かに言われてるような気がしました。

でも無理をしなければつかめないモノもあるのが困りモノです。

さよなら26の夏。
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by under-heart | 2007-08-28 20:31 | by the wey