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えへへへへ


by under-heart
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失敗

長らく降り続いた雨からようやく晴れ間がのぞくと、ずいぶんと秋の陽気で、散歩道にはコスモスを見かけました。
コスモスの花は今でこそ綺麗と感傷を持って眺められるのですが、
小学生の時は煮ても焼いても食えない厄介ものでした。
花びらを千切るに絶好の肢体と傘で叩くに絶好の背丈である為、男女ともども通学の玩具として絶好でありました。

理由はまさに字の通り。
あたしは学校までの通学路で一時間近くあるきましたので、道草を食いほうだいでした。
サルビアやつつじは花の付け根が甘く味付けしてありました。
つまり、コスモスは美味しくない。
木の実であれば木苺やどどめ、グミの実にあけびなどなどを食し、人様の家に入って勝手放題。

成功例だけでは無く、例にならってたんぽぽやらミツバ、時には蛇イチゴや烏瓜、ほおづきに蟻の卵まで手当たりしだいに口にいれてみました。
蜂蜜を食べようと蜂をなめた事もあります。
だいたい上級生に騙されていたんですがね。

しかし、上級生からデンジャラスな植物についても教えられまして、「彼岸花だけは触るな、目がつぶれる」「そのツルには棘がある」「そのきのこは食えん」「バカ(衣服に付く植物の種)がつくぞ」など、それを次の後輩達にいたづらを交えつつ知識のバトンリレーがうまくおこなわれていました。

そ・れ・は・そ・れ・と・し・て

実家の裏にそれはそれは珍妙な山があるのですが、雨上がりがいっそう美しいのです。
普段、晴れの日には、空気の色でしょうか?少し水色がかっているのですが、雨に打たれ、空気中のゴミが一掃されると、色彩がはっきりと光を映し、質感はみずみずしく、輪郭も際立ち、距離がちぢまったような迫力があります。

・視線の洗濯。
・ステレオタイプのメガネをはずしてモノを見ること。
・普段と違うマイナスなアプローチからの視線。

なんだか話が繋がらないし、まとまらないです。
だめだこりゃ。
これはゴミ箱行きで。
by under-heart | 2006-09-15 19:56 | junk