えへへへへ


by under-heart
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おままごと

自らの貧弱な感性を鍛錬する為、忙しい中でも時間を作り、
美術館や映画館などへ足を運ぼうと努めているのです。

先日も双方へ足を伸ばし、刺激をご馳走になりました。
市営の美術館ではトリックアートという企画を開催しており、
「騙される楽しさ」をテーマにさまざまな作家が視覚の死角を利用した作品で、
平面から立体から新たな視点を覗かせていました。

少々前に、写真美術館に於いて「ポストデジグラフィー」といったデジタルアート展
を頂戴し、デジタル視線の可能性を拝見してきたところでしたので、相対的に視覚効果を考察出来、なかなか勉強になりました。

「構図」と「配色」によって画の表現力は無限に広がると実感です。
考察するに良いテーマですので、資料を見つけては考えを深める良い機会となりました。

問題なのはその日に見た映画。
ローズ・イン・タイランド
というファンキーなイギリス映画なのですが、
あたしにゃ理解できません。

あらすじは、
ジャンキーでエゴイスティックな両親の間に生まれそだったファーインな女の子ローズが母親の死(おーばーどーず)の日に父親と田舎の祖母の家へ出向くが、
到着と共に父親は死んでしまう(再度、おーばーどーず)。
そんなファッキンな状況下、人形の首だけが友達のローズは想像力を頼りに外(辺り一面が黄金色の草原)に出て、
不思議な国のアリスの様な好奇心と冒険心を武器に、近所に暮らす奇人変人と
ミイラを作ったり、鮫から逃げたり、恋してみたり。

幼年期の無邪気な好奇心と想像力の無限の広がりと、それに伴う残酷性。
あたりがテーマなのかしらん?と見ていたのですが、退屈で途中で寝るしまつ。
「最初から最後までまともな人が出てこない」と、コメントにあったのですが、
この映画に出てくる人はみんなまごうことなき「子供」なのですよ。
大げさなおままごとって感じの映画なんですよ。ファッショナブルで綺麗な雰囲気で。
誰もが持ってた純粋さを喚起させるような、映画。

でも、あたしはそんなことどうでもいいんです。
その純粋さを失っていく感覚を悩み実感ながら理解しているので、いまさら提示されても、
「知ってるよ、そして二度とその感覚が戻ってこないことも。でもその上で現状の想像力を駆使する世界を楽しむ術を試してますので。幼年期の感覚もその為のひとつの引き出し。ほら、あんた(監督)がこの映画で使ってる引き出しだよ。あたしゃそんな女々しいことはしないけどね」
ってな具合です。
きっと、オサレ好きな、かわいいものだけで世界を回せる頭からっぽのウラハラジュケーションの方達や、テレビゲームばかりで自らで遊ぶ力がない現代っ子達には新鮮で楽しいのでしょうか?

あとは、女の子がむちゃくちゃかわいいです。

こりゃ、なんだか¥1700のリスクから斜に構えた意見になってしまいましたが、
こちらの理解力不足もあるのでしょうね。
もし、だれか違う見方をする方がいらっしゃいましたら一方ください、お勉強させて頂きます。
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by under-heart | 2006-09-03 13:47 | at a loss