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イン ユー テロ

「テロワール」

という用語がワインにはある。
日本語訳を独訳すると「土地の個性」といった感じのものである。

ある地方ではとてもテロワールが大事にされ、価値が生まれる。

つまり、たとえば同じ木を植えたとして、

土地の個性

つまりこの区画、畑では土壌、傾斜からくる水はけ、日照時間、気温、地形、標高などなどの様々な要因から、出来上がり、完成されるワインの味わいが異なるのである。

もちろんそれには醸造技術や人の手の力も加わる。

しかし、土地には「個性」がある。

信じる信じないは別。ワインとあなたの歴史を比べても意味ないし、無理に信じても意味ない。飲んだって簡単にわからない。事実あたしも全てを把握できてない、当然ですが。

でも、ワインの世界には、そんな、あたしには神秘というか、奇跡な考え方がある。

あたしが音楽でロックと呼ばれる分野を好きなこともこのテロワールの思考と似通っている。

わかりやすいのが、ロックの中でオルタナティブと言われる分野があって、日本語訳では二者択一のとか言われるが、つまり、唯一無二の、代えが効かないとあたしは考えている。

つまりは、絶対的な個性。アイデンティティーの確立。

ニルヴァーナでなければスメルズライクは成り立たないし、ピストルズでなければアナーキーはありえない。

絶対に代えが利かない。

時代と世界が認めた確固たるカリスマ性、神秘、奇跡。

そういう考えの元、あたしは音楽とワインが好きなのだ。


ワイン作りでは、そのテロワールを大事にしようと思うと、最大限個性を反映できるように作り手も苦労する。
だから、素晴らしい。
自分たちの個性を世界に表現するわけだ、持って生まれた、持っている潜在能力を最大限生かす努力を惜しまず表現する。
あたしにとって、それ以上素晴らしい生き方はない。

ブライアンジョーンスは自らの音楽的才能を伸ばすために極寒の中、指先から血を流しながら練習し、手を温めた。

どれほどの水を注げば、どれほどの日を当てれば、どれほどの除房を行えば、予期せぬ悪天候に見舞われるかもしれない社会の中で納得いく自分を表現できるか?

それはこれから自分で確かめるしかないようです。


タイトルはニルヴァーナですが、お前の中のテロワールという勝手な語呂あわせ。
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by under-heart | 2009-02-07 01:10 | by the wey